前回の記事に続きまして、
『帝王切開後の入院時の過ごし方』について、お伝えしたいと思います。
今回ご紹介するポイントは2点です。
1、痛み止めは遠慮せず貰う
2、ベッドのリクライニングの活用
それでは、それぞれご紹介させていただきます。
1、痛み止めは遠慮せず貰いましょう!
痛みを我慢する必要はありません。
痛み止めにも種類がありますので、効きが良くない場合は、他の痛み止めも試して貰えます。
帝王切開後は、傷の痛みの他に、オペ当日は後陣痛もあります。
子宮が収縮することで痛みが起きるのが後陣痛ですが、帝王切開の場合、子宮自体を切っているので痛みが強いのではと思います。
(経膣分娩の経験がないので比較できませんが)
また、後陣痛は出産回数が上がるほど、子宮が伸びやすくなっている分、痛みが強くなると聞いたことがあります。
実際私も1人目より2人目の方が痛みが強く、硬膜外麻酔のチューブを背中にを付けたままでしたが、後陣痛には全く効いていないようで、痛みでベッドの柵を叩いていました💦
そこで、すぐにナースコールし、座薬の痛み止めを入れてもらったところ、痛みが収まりました。
痛みの種類、薬の種類、色々ありますので、
オペ後だから、出産したから、などと思わず、
遠慮せず痛み止めを使ってください。
回復させるためにも、
耐えずにしっかり眠った方がよいです。
2、ベッドのリクライニングを活用しましょう!
臓器の癒着を防ぐために、翌日から立つ練習が始まります。
しかし、ビックリするほど立てません!
横になって安静にしていれば痛みは少ないのですが、痛み止めを使っていても、少しでも動くと痛み、特に術後初めて立つ時は、立つことなど不可能なように感じます。
1人目の入院中にスマホで検索し、リクライニングを使った立ち方を見つけましたので、ご紹介させていただきます。(イラスト描けなくて文章ですみません(> < ;)՞ ՞)
①横になったまま、ベッドの上の方(枕の方向)にずりずり移動する
②リクライニングを90°立てる(ベッド上で足を伸ばして座ってるいるような形になります)
③立てたベッドに寄りかかったまま横を向き、
ベッドから足を下ろす
④ベッドを下に下げていき、足を床につける
⑤ベッドを上に上げていき、ベッドにお尻を持ち上げてもらう形で立ち上がる
以上です。
逆に、ベッドに横になる場合は、①~⑤を反対からやっていくようなイメージで進めると、戻れます。
今回お伝えした、『痛み止めの活用』『リクライニングの活用』は、
友人が帝王切開になった際に必ず伝えるようにしています。
入院生活でとても大事なポイントです。
ぜひ参考にしてみてください*ˊᵕˋ*